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生井亜実さんが全てを語る 園咲冴子の素顔

冴子役に決まった経緯を教えてください。

いちばん最初に参加したオーディションはヒロイン全般ということで、配られた台本には関西弁で亜樹子風なセリフが書かれていました。2回目はもう冴子役のイメージでのオーディションでしたね。冴子は長女ですが、実は私自身は末っ子なんです。それも姉姉姉兄私、という5人兄弟の末っ子で(笑)。だから、私自身は長女役に少しとまどいもあったんです。
ただ、事務所なんかでは割と姉御気質らしくて、末っ子と言うとたいてい驚かれました(笑)。それでようやく、「私はどうやら妹タイプには見えないんだ」って、初めて自覚したんです。この仕事をやるようになってから言われるようになったので、「しっかりしなきゃ」って思ったんでしょうね、どこかで(笑)。

冴子と生井さんの共通点はありますか?

う~ん……負けず嫌いなところかな? あとちょっと、私も態度が大きいところがある自覚はあります(笑)。普段から結構どっしりしているみたいですね。私も、冴子さんも。物事に動じないところと負けず嫌いなところは、共通していると思います。冴子はかなりキツい性格なので、最初は「こういうタイプの人間を演じるんだ!」と驚いて、まぁキツい役の方がやりやすい部分が私の中ではありました(笑)。

では逆に、ここは絶対に違うという点は?

そうですね、人は絶対に殺しません(笑)。私は警察のお世話になったことはありませんから。当たり前か(笑)。結構まじめなんですよ、生井亜実は。いけないことは絶対にしない性格なので、逆に本人は正義の味方タイプだったと思うんですけど(笑)。冴子さんはきっと、ガイアメモリを広めることを良かれと思ってやっていたんだと思うんです。
若菜ちゃんは思い切り裏表がある性格で器用に立ち回ってましたけど、冴子はストレートで不器用でしたね。まぁ、性格が悪いという点では似た姉妹でしたよね、2人とも(笑)。
普段の私は冴子さんのように悪くはないんですが、お仕事で話をしていたりすると時々スイッチが入っちゃうんですよね、冴子の(笑)。

生井さんご本人なら、霧彦、井坂、加頭の3人の内、誰を選びますか?

えーっ、ちょっと簡単には選べないですね(笑)。一人選ぶなら……井坂先生ですかね。大人の魅力がありますから。
やっぱり私自身がファザコンなところがあるんです。パパっ子ですし、末っ子でかわいがられているもんですから(笑)、私実は相当ファザコンだと思います。だから冴子とは、ファザコンという点では接点がありましたね。そのかわり、父親からの愛され方は逆でしたけど。
シュラウドの愛情もフィリップにばかり注がれていたと思いません?私、全然構ってもらってないですからね。お父さんにも愛されず、お母さんにも愛されず、なんか愛情に飢えていた人でしたね。だから、霧彦さんみたいな人は苦手だったんじゃないでしょうかね。愛情を求める方だから、求められてもどう接していいのかわからない、みたいな。冴子はある意味いちばん人間らしい人物だったのかなという気もします。

一年間の撮影中、印象深かったことは?

冴子の人生は本当に波乱万丈で、台本を読んで「今度はこう来たか!」と驚かされることばかりでした。とにかく霧彦さんがあんなにすぐに退場するとは思ってもいませんでしたから。しかも私が手にかけるとは(笑)。
それと井坂先生のエロシーンは印象が強烈でしたね(笑)。「朝の8時ですけど?」みたいな部分が毎回結構あって。井坂先生といると昼ドラ……いや、深夜だな、みたいな感じでしたよね。 あと、急に高校生の格好になったのも強烈でした(笑)。回想の若菜は子役さんなのに私は……、ある日塚田プロデューサーに「亜実ちゃんね、ナマでいってもらうから」って言われて、現場ではさんざん寺田農さんに「コスプレだ」って言われて(笑)。しかも一回だけって話だったんですけど、結構回想シーンが多くて、そのたび女子高生になりました。掃除の人とか、いろんな格好をしたのも思い出深いですね。途中でホームレス状態でしたし(笑)。

いちばん楽しかったことはなんですか?

劇中では反目しあう姉妹役でしたけど、若菜ちゃん役の(飛鳥)凛ちゃんとは一緒に帰ったりとか、買い物に行ったりとか、ご飯を食べに行ったりとかはしょっ中でした。というか、漣くん、将暉、ひかるちゃん……『W』の現場は本当にみんなと仲が良かったんです。車の中でもずーっとワイワイやってましたね。
そんな感じなので、みんな順番に誕生日をサプライズでお祝いしたんです。漣くんの誕生日のときは、私と若菜ちゃんで飾り付けを頑張って(笑)。私のときは普段からよく遊びに行っていたアミューズメントに行ったら、突然霧彦さんと加頭さんが光ゲンジみたいなスケート服の格好をして花束を持って出迎えてくれたんです。井坂先生もその格好してたんですよ(笑)。「愛されてるなぁ」と思って、あんなに泣かされた誕生日はなかったですね。つい「よく恥ずかしくないねぇ」って言っちゃいましたけど(笑)。
この間もユウキさんの舞台をみんなで見に行って、漣くんは仕事だったんですけど、将暉と嶺と、コンちゃんと凛ちゃんとみんなで行ったんです。『W』のみんなは相変わらずな感じですね。周りの人も教えてくれるので、自然とみんなの近況も耳に入ってきますね。一年間本当に楽しかったですもん。あっという間でした。

では、撮影中いちばん大変だったことはなんですか?

「雨降らし」です。井坂先生を失って園咲家から追われる場面がとにかく寒くて、暗い中をヒールを履いて走って、しかも転ばなきゃいけないという初めての経験だらけのことで大変でした。衣装が濡れて重いんです。帰りグッタリして、市民プールで遊び疲れたみたいな感じになってました(笑)。
途中までは園咲家やディガルコーポレーションなど、きれいな場所での撮影が多かったので、家がなくなったときのシーンでつくづく「落ちぶれたなぁ」って思いました(笑)。なかなかOKも出なくて、あのときほどみじめなときはなかったですね。あの帰りも漣くんたちと一緒にご飯を食べに行って、みんな暖かく優しくしてくれたので乗り切れました。監督は冷たかったですけど、なんて(笑)。

タブー・ドーパントを見たときの印象は?

最初に見たときに「美しいな」と思いました。もっとグチャグチャな怪獣を想像してたんですよ。だけど、ラインもきれいで、胸の辺りもセクシーじゃないですか。「カッコいいな」とも思いましたし、きれいに戦うんだろうなと思いました。最初に登場する敵ですし、ミュージアムの幹部クラスなので、すごい強いんだろうなっていう印象がありました。中に入っていた小野友紀さんは「足が欲しかった」って最後まで言ってましたね。やっぱりアクションが大変だったようで、「途中でなんとか生えませんかね」ってずっと言ってました(笑)。
足の先に目があるんですよね。で、顔には目がないんです。この、頭の上にいるこの子は何なんですかね? あとやっぱり印象に残るのは胸元のゴキブリですよね。実は私はゴキブリが苦手なんです(笑)。

今回のフィギュアはいかがですか?

タブー・ドーパントがフィギュアになって商品化されたなんて、本当に嬉しい驚きです。細かい部分もきちんと再現されてますよね。この爪も、きちんと中指と薬指が長いのが再現されていて驚きました。タブーのこのお腹は、最初リアルに小野さんのお腹が出ていると思ってたんです。
まず、浮かんで出てきたのがすごいですね。腹筋で攻撃してるって感じですよね、足がないから。攻撃技が火球しかないので、声のパターンが難しかったです。「フンッ」とか「ハッ」ばかりなんですよ。蹴り技や組み合うところがあれば「オリャ」とか「トリャ」とか言えたかもしれないんですけど。
このフィギュアはスタンドで少し浮いているのもいいですね。火球も付いてるし、これは嬉しいですね。ウェザー・ドーパントとからめれば診察ごっこもできますね(笑)。

タブードーパントはどこに飾りますか?

家の中でいちばん大事なところですよ! どこにしよう? 今、ダブルのサイクロンジョーカーをいちばん目立つところに飾ってるんですけど、それをどけてタブーを飾ろうかな(笑)。ダブルと2つ並べて飾りたいですね。もう、ウチの家宝です。
ミック(スミロドン)はお父様の言うことを聞いて、若菜ちゃんの味方して……生意気なんですよね(笑)。海に落とされましたし、「シャー!」とか言って引っかくし。私襲われて片足脱げてましたからね(笑)。クレイドールやテラーは横に並べますけど、ミック(スミロドン)は生意気だから、ちょっと離れたところに置いておこうかな(笑)。

石ノ森章太郎作品について、『仮面ライダー』についてお聞かせください。

私のいとこが小さい頃から『仮面ライダー』の大ファンで、私の出演が決まったときは私以上に喜んでくれました。『仮面ライダー』という作品は男の子の夢なんでしょうね。立派な大人でもたちどころに少年の心に戻してしまう、この歴史ある作品に出られたことを誇りに思います。

生井亜実さんのお話、いかがでしたでしょうか?
現在も続くキャスト同士の交流など、放送を終えても『W』はフォーエバーとの印象を強くしました!
「フィギュアーツZERO タブードーパント」の登場で、ついに園咲家のメンバーが全員揃います。
生井さんと一緒に、是非あなたの家のいちばん大事なところに飾ってください! たくさんの方からのお申し込みをお待ちしています!

テキスト/秋山 哲茂

Profile

生井亜実 なまいあみ
1982年5月25日北海道出身。血液型はO型。趣味は映画鑑賞。特技はブラインドタッチ(1分262文字)! 情報バラエティー『クイズ! ヘキサゴン』『虎の門』などのリポーターや、ドラマ『LOVE GAME』などで活躍。舞台女優として『走れ新九郎!』『8.12-絆-』などに出演。印象的な大きな瞳で、CM『アキュビュー オアシス』などにも出演している。

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